見た目がシンプルなサインの書き方・作り方を紹介します。
この記事の目次一覧
シンプルなサインの条件
一般的にシンプルなサインというと次のような条件を満たしたサインのことを言うことが多いです。
- 線の重なりが最小限
- 余白が多い
- 判読性は高くない

例えば上のサンプルのように余白が多く、単純な構成をしているものは誰が見てもシンプルといえるでしょう。
シンプルなサインは必然的に書きやすいサインということもできますね。
線の重なりを最小限にする
線が交差するサインは見た目が複雑になりがちです。まずは思い切ったデザインが必要ですので、線を重ならせないような書き方でサインを書いてみましょう。
でも『A、E、R、T(他にもあります)』など最初から線が重なった文字はどうすればいいのでしょう?例えばこんな感じでわざと線と線の間隔を広く取り、隙間を空けて書いてみてはどうでしょうか。

Tは線を交差させるのではなく一筆で書くなど変形することで対応できますね。
余白を広く取る
シンプルなサインを作るときはデザインの余白を広く取ることを意識してみましょう。隙間が多いと不安になる人もいますが、余計な物を足しすぎると見た目がうるさくなってしまいます。
シンプルデザインの基本は引くことと覚えておきましょう。
判読性は低くていい

シンプルなサインには判読性を求めないようにしましょう。
隙間を広く取るデザインを優先すると判読性は下がりますが、サインはそもそも読めないデザインでも全く問題ないのです。
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読みやすさよりもデザインを優先しましょう。
起伏を少なくする

どうしてもシンプルなデザインが出てこない場合は、文字の起伏を少なくすることを意識してみましょう。
全体の高さを低く揃えてみると起伏が一定になり、見た目がシンプルに収まります。
画数を減らしてみる

できるだけ文字をシンプルにするには極限まで画数を減らしてみることです。
文字を崩しながら書きやすいように書き順を変えてみたり省略することでシンプルなデザインに近づきます。
シンプルなサインで印象をコントロール
サインの雰囲気はその人の内面の印象すらコントロールすることができます。
シンプルなデザインは知的でクールな印象を与えることが多く、物事に固執しないおだやかな心を表現します。
ここで紹介したテクニックを駆使し、おしゃれでスタイリッシュなシンプルサインを作ってみましょう。
ご署名ネット代表 兼 デザイナー
守屋 祐輔

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