ここではアルファベットZを使ったサインの作り方、Zの崩し方をご紹介しています。
この記事の目次一覧
サインの書き方「Z」について
Zは崩し方が難しい文字の1つです。
似た文字でVやUがあり、形によってはこれらの文字と混同してしまう恐れもあるためです。
そのため、Zの特徴を残しつつ、書きやすいサインを作る必要があります。
視線を引き込む、印象的な書き出し
Zの書き始め部分を大きく大胆に書くことにより、特徴的な文字に仕上げた例です。
見る人によってはNやTに見えなくもありませんが、これも似た文字の宿命でしょうか。
ポイント
- 最初のストロークの角度や形を工夫することで、あなただけの個性を表現できます。
- 例:Zane、Zoe
Zの個性を際立たせる、大胆な横線の演出
Zの横線を強調したサインです。
このサインはZ、そしてZの左側にある縦線の組み合わせでEと読ませていて、ZEntaiと表現しています。
サインの途中の文字を敢えて大文字で書くテクニックを採用した例です。
ポイント
- 横線の角度や太さを変えることで、様々な表情を作り出すことができます。
- 例:Zachary、Zara
Zがサイン全体を包み込む、一体感のあるデザイン
これも使う場面を間違えるとNやMに見えてしまう例ですが、Zの最後の線でサイン全体を包むデザインです。
お手軽にかっこいいサインを作りたい場合は、このように文字の線でサインを包むテクニックがとても有効的です。
ポイント
- 包み込む線の太さや形を工夫することで、柔らかさや力強さを表現できます。
- 例:Zelda、Zion
Zと他の文字の組み合わせを楽しむ、スタイリッシュな連携
何の変哲もないZに見えますが、Zの横線と最後のTが重なっていることがわかります。
ZとTを混ぜたデザインですね。
他の文字の一部を構成するテクニックも、サイン作成においてよく使う書き方です。
ポイント
- Zのどの部分を、どのように他の文字と組み合わせるかによって、サインの印象は大きく変わります。
- 例:Zeke(Zの横線でeを貫くように繋げる)、Zoey(Zの最後のストロークでyを包み込むように繋げる)
大文字の「Z」で、メリハリと視線を引き付ける効果を
このサインは「サインの途中で大文字を使う」と「Zで他の文字を構成する」のテクニックのあわせ技で作成したサインです。
テクニックを重ねるのも有効的な方法なので、参考にしてみて下さい。
ポイント
- どの部分を大文字にするかによって、サイン全体の印象をコントロールすることができます。
- 例:Zenith(全体を小文字で流れるように書き、Zだけを強調する)、Zara(Zを大きく書くことで、力強い印象を与える)
Zと他の文字をつなげて作成するサインのテクニック
次に、Zと他の文字をつなげて崩すテクニックを紹介していきます。
Zの下部にループを作って、エレガントな印象に
Zの最後の線をそのまま下に伸ばし、くるりと丸くループさせてみましょう。
それだけで、Zのサインがぐっとエレガントな印象に変わります。
ループの大きさは、好みに合わせて自由自在。
大きくすれば華やかな印象に、小さくまとめれば可愛らしい雰囲気になります。
- ループの大きさを調整することで、可愛らしさや大人っぽさを演出できます。
- 例:Zara、Zena
Zの頂点にループをプラスして、個性的なアクセントを
Zを書き始める前に、少し上にループを描いてからZにつなげてみましょう。
まるで王冠のようにZを彩るループは、視線を引き付ける個性的なアクセントになります。
ループの形を工夫するのもおすすめです。
丸みを帯びたループは優しい印象に、角ばったループはスタイリッシュな印象を与えます。
- ループの形を丸くしたり、角ばらせたりすることで、印象を変えることができます。
- 例:Zane、Zeus
交差させて、動きのあるデザインを
Zの最後の線と、次の文字の最初の線を、あえてクロスさせてみましょう。
平面的なサインが、クロスによって立体感を持ち、躍動感あふれる印象になります。
クロスの角度や位置を工夫することで、あなただけのオリジナリティを表現できます。
- 交差する角度や位置を工夫することで、オリジナリティを表現できます。
- 例:Zander、Zachary
装飾的な曲線で、華やかさを演出
Zの最後の線を、そのまま次の文字へと滑らかに繋げてみましょう。
まるでダンスをしているかのような、流れるような美しいラインが生まれます。
さらに、曲線の部分に緩急をつけることで、サインにリズムが生まれ、より洗練された印象になります。
- 曲線の形や太さを変えることで、様々な雰囲気を作り出すことができます。
- 例:Zelda、Zita
影で奥行きを表現
Zを書いた後、少しずらした位置に同じZを薄く重ねてみましょう。
まるでZに影が差したようになり、サインにぐっと奥行きが生まれます。
影の色を薄くしたり、濃くしたり、ぼかしたりすることで、さらにリアルな立体感を演出できます。
- 影の濃淡や位置を調整することで、よりリアルな立体感を演出できます。
- 例:Zara、Zander
二重線で立体感を演出
Zを書く際に、同じ線を二度重ねてみましょう。
たったこれだけで、Zの存在感が増し、シンプルながらも印象的なサインになります。
二重線の幅や間隔を調整することで、サインに強弱をつけることも可能です。
- 二重線の幅や間隔を調整することで、サインに強弱をつけることができます。
- 例:Zane、Zara
Zの最後の線を駆使するテクニック
Zの特徴的な最後の斜めの線。この線をただ終わらせるのではなく、次の文字へと繋げることで、サイン全体にまとまりと流れが生まれます。
例えば、「Zachary」の場合を考えてみましょう。
Zの最後の線を、そのまま「a」の書き始めへと繋げていくことで、滑らかな流れが生まれます。
さらに、単に繋げるだけでなく、その線の角度や長さを調整することで、サインに微妙な変化を加えることができます。
例えば、角度を少し鋭角にすることで、シャープでスタイリッシュな印象に。
逆に、角度を緩やかにすることで、柔らかくエレガントな印象を与えることができます。
また、線の長さを変えることでも、サイン全体のバランスを調整することができます。
このように、Zの最後の線の使い方一つで、サインの印象は大きく変わります。
ぜひ、色々試してみてください。
サイン作りの基礎基本を知りましょう
ここでお伝えしたテクニックは単なる序章にすぎません。
サインらしく仕上げるためには構成の基本を学んだり、文字同士の繋がりを考える必要があります。
まずはこちらの記事で勉強されることをおすすめします。
▶サインの作り方:初心者から上級者まで、プロが教えるデザインとテクニック
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守屋 祐輔
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