ここではアルファベットWを使ったサインの作り方、Wの崩し方をご紹介しています。
この記事の目次一覧
サインの書き方「W」について
Wは日本語において「わ」と読ませるアルファベットで、名前に登場する頻度も高めです。
独特なスタイルをしているので、Wを書くのは難しいと思われがちですが、実はサイン作成においてWはたくさんの崩しのバリエーションを楽しめる文字です。
書き方によって見た目の印象が全く異なる文字でもあるので、ここで紹介するテクニックをふんだんに使って下さい。
谷を小さく、コンパクトにまとめて洗練された雰囲気に
Wの両端の山を大きく書き、谷に該当する真ん中の山を極端に小さくしたWです。
さらにkkの縦線の高さとも揃えることにより、サイン全体の統一感を演出しています。
このようにサインの中でも統一した一箇所があるだけで、見た目が大きく異なってきます。
ポイント
- 谷の小ささで、全体のまとまり具合を調整できます。
- 例：Wakkanai（稚内）のように、谷を極限まで小さくすることで、スタイリッシュな印象に。他の文字と高さを揃えれば、統一感が生まれます。
丸みを帯びたWで、エレガントな雰囲気に
Wは書き方によってエレガントさを演出できる文字です。
例のように丸みをもたせることによって、全体の雰囲気を変えることもできます。
ポイント
- 丸みの強さや、どの部分を丸くするかは自由自在。
- 例：丸みを帯びたWは、女性らしい柔らかな印象を与えたい時にぴったりです。
Wで他の文字を包み込む、大胆なデザイン
Wの書き始め、書き終わりの箇所を大きく強調してサイン全体を包み込むようなデザインにしてみました。
このサインで目立つのは、やはり2つの大きな丸です。
Wの書き方1つでここまで雰囲気が変わるため、丸の大きさや形を自分好みに調整して様々なデザインを作ってみてはどうでしょうか。
ポイント
- 包み込むような形にすることで、サイン全体に一体感が生まれます。
- 例：Wayneのように、大きなWで全体を包み込むことで、ダイナミックで存在感のあるサインに。
統一感を意識して、洗練されたサインに
このサイン例で一発でWと読み取るのは難しいかもしれませんが、これでもWakkanaiと書いています。
斜めに倒した線によって統一感を演出したサインです。
同じような形を繰り返し書くことになるため、サインを書いていてリズムが生まれ、書きやすいデザインといえます。
ポイント
- シンプルな線で構成することで、スタイリッシュな印象になります。
- 例：Wakanaのように、斜めの線で統一感を出すことで、シンプルながら洗練された印象に。
真ん中の谷を高くして、Wの存在感を際立たせる
Wの真ん中の山を極端に高くし、他の文字の高さを低く抑えたデザインです。
文字の一部を強調するテクニックは、Wのみならず他の文字でも使えますね。
ポイント
- 周りの文字の高さを調整することで、バランスを取るとより美しく仕上がります。
- 例: William のように、真ん中の山を高く、他の文字を小さくすると、Wの存在感が際立ちます。
Wと他の文字をつなげて崩すテクニック
独特な形のWと他の文字をつなげるテクニックを紹介していきます。
最後のストロークを伸ばして、次の文字へ繋げる
Wの最後のストロークを伸ばして、次の文字に繋げることで、流れるような滑らかな印象を与えられます。
「William」なら、Wの最後の線を”i”の上まで伸ばしてみましょう。
アドバイス
- 伸ばす線の角度や太さを変えることで、様々な表情を作り出せます。
底部のループで、動きをプラス
Wの底部にループを作り、次の文字へと繋げることで、サインに動きが生まれます。
「Walter」のように、流れるような筆記体のサインとの相性が抜群です。
アドバイス
- ループの大きさを調整することで、柔らかさや力強さを表現できます。
頂点にループを作って、エレガントな印象に
Wの最後の頂点にループを作り、次の文字へと繋げることで、エレガントで洗練された印象を与えられます。
「Wendy」のように、女性らしい柔らかな雰囲気のサインに最適です。
アドバイス
- ループの形状を工夫することで、さらに個性を出すことができます。
交差させて、動きと奥行きを表現
Wと次の文字をクロスさせることで、サインに動きと奥行きが生まれます。
「Wayne」のように、Wと”a”をクロスさせることで、力強く、個性的な印象になります。
アドバイス
- 交差させる角度や位置によって、サインの印象が大きく変わるので、色々試してみましょう。
Wを楕円形に変形させて、柔らかな印象に
Wを楕円形に変形させて、次の文字に繋げることで、柔らかく可愛らしい印象になります。
「Wanda」のように、丸みを帯びたサインにしたい時に試してみましょう。
アドバイス
- 楕円の大きさや傾きを調整することで、様々なバリエーションを作れます。
Wの一部を波線にして、躍動感をプラス
Wの一部を波線に変形させることで、サインに躍動感が生まれます。
「Willow」のように、流れるような美しいサインに仕上がります。
アドバイス
- 波線の数や大きさを調整することで、動きをコントロールできます。
サイン作りの基礎基本を知りましょう
ここでお伝えしたテクニックは単なる序章にすぎません。
サインらしく仕上げるためには構成の基本を学んだり、文字同士の繋がりを考える必要があります。
まずはこちらの記事で勉強されることをおすすめします。
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