クレジットカードに書くサインデザインについて考える場合、基本的に2通りの考え方があります。
- サインをイチから作成する
- 既存のマイサインをサイン欄に収まるように変形する
どちらにも共通するのはサイン欄にきちんと収めることですが、サイン欄が狭いからといってサインのデザインを妥協するのはおすすめしません。
クレジットカード向けサインデザインの具体的な考え方を順を追って紹介していきますね。
この記事の目次一覧
クレジットカードのサイン欄は狭い
手元のクレジットカードの裏面にあるサイン欄をよく見てみましょう。
カード会社のデザインによって異なるものの、縦1.0cm x 横4.5cm〜6.0cmの狭いサイン欄が目につくでしょう。
この限られたスペースに手書きでサインするわけですので、枠に収まるデザインを考える必要があります。
通常、書類や契約書にサインする場合、ご署名ネットではお客様に1.0ミリ〜1.2ミリのペンを使用することを推奨しています。
ただし、サインが複雑なデザインをしているとクレジットカードのサイン欄の文字が潰れてしまう恐れがあり、ペンの太さにも慎重になる必要があります。
デザインは妥協しない
サイン欄が狭いからといってサインデザインを妥協してはいけません。
なぜならクレジットカードそのものにサインを書くよりもお店やホテルなど他の場所でサインする機会のほうが圧倒的に多く、妥協したデザインを使う度に気分が滅入り、ワクワクしないからです。
つまり、『サイン欄に収まるデザインにしよう』ではなく、『このデザインをどうやったらサイン欄に収めることができるか』という考え方を基本に据え、具体的な作成方法を見ていきましょう。
クレジットカードのサインの基礎・基本
クレジットカードのサインデザインは基本的にどんな形をしていても大丈夫です。
ひらがなやカタカナはもちろん大丈夫で、何なら文字でなくても記号やイラストであってもクレジットカードの有効性に差はありません。
極端な話、記号の◯(丸)1つだけでも成立してしまいます。
もし悪用された場合、カード会社によっては補償が受けられないなどデメリットも考えられますのでおすすめしません
もっというと、サイン欄をはみ出していても誰も文句は言わないのですが、見た目が不格好なだけでなく、サイン欄以外はツルツルしているので筆記に適していません。
『私はサイン欄に何も書いてないけどカード使えていますよ?』
という人は今すぐサインを書くことをおすすめします。
基本的に未記入のカードは使用できないことになっていて、万が一他人に悪用された場合の補償がありません。
クレジットカードのサインデザインを考える
ではここからクレジットカードのサインデザインの考え方を具体的に考えていきます。
狭いサイン欄にとらわれるのはおすすめしませんが、狭いなりに特徴を活かす視点でサンプルを紹介しますね。
なお、サイン作成における基礎基本を知っておくと、カード向けサインが作りやすくなりますので、先にこちらの記事に目を通しておくことをおすすめします。
▶サインの作り方:初心者から上級者まで、プロが教えるデザインとテクニック
横幅を活かす
横長なサイン欄を目一杯つかったデザインにすると見た目がキレイに収まります。
サンプルのように横に突き抜ける線は非常に特徴的で、サインを書く時にリズムを生み出します。サインらしさを表現する時にも横線は非常に効果的ですね。
端から端まで全てスペースを使う必要はありませんが、横長を意識したスタイルにするといいかもしれません。
真ん中に寄せてみる
高さが限られますが、サイン欄の真ん中に文字を寄せてあえてスペースを残す書き方です。細かい文字を書く必要があるためペンの太さは0.5ミリ前後がいいでしょう。
頭の中にしっかりサインの仕上がりイメージが出来上がっていればサイン欄が狭くても堂々と書くことができます。
縦にボリューム感のあるサインをお使いの方も余白を残した小さめのデザインを使ってみるのはいかがでしょうか。
重心を寄せる
サイン欄の左右どちらかに重心を寄せた特徴的なデザインのサインなどいかがでしょうか。
最初に紹介した横幅を活かしたサインに似ていますが、重心の位置が異なります。
サインは自由なデザインが認められているため、個性をアピールするには重心を意識したバランスもいいかもしれませんね。
逆さまに書く
カードを上下逆さまにしてサインすれば、サンプルのようにパッと見た時に判読不能なオリジナルデザインのサインが出来上がります。
実際にカードを使う時にサインを求められたら、レシートや記入用紙を逆さまにして書くことになりますが、これも個性の1つかもしれません。
横にして書く
縦書きのサインを書きたい人はカードを横にして縦書きするのはいかがでしょうか。これなら縦に長いサインを普段から使っている人でも大丈夫ですね。
頭を柔らかくしてサインの形にこだわってみましょう。
番外編)これはおすすめしません
いくらサインは自由とはいえ、サンプルのように自分で枠を書いたり二重線にしたり派手な構図にするのは避けましょう。
基本的にサイン欄に書いたものがあなたのサインとして認識されるため、カードを使う度にこれと同じ図柄をいちいち書かなければならず、相当な手間がかかります。
ご署名ネットで作成いたします
クレジットカードに書くサインがどうしても浮かばないという人はぜひご署名ネットにお任せください。
サインは多くの人の目に触れるものですので、デザイン1つで周りからどう見られるか印象が決まってしまうこともあります。
個性をあらわすツールとしてもお使いいただけますので、お気軽にお申し込みください。
ご署名ネット代表 兼 デザイナー
守屋 祐輔
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