芸能人や有名人みたいな色紙向けサインの作り方・書き方・コツをプロが紹介します

守屋祐輔

守屋祐輔

ご署名ネットの代表兼デザイナー兼サイン専門家。個人・業界人問わず多種多様なサイン作成を請け負い、東京2020メダリストのサインも手掛けた。TV、ラジオ、雑誌など幅広く出演。きめ細やかな対応と素早いレスポンスが可能。

FOLLOW

芸能人や有名人みたいなサインの作り方のコツをプロが画像付きで紹介します。たくさんの事例を紹介しているので、お好みのデザインをぜひ参考にしてみてください。

芸能人・有名人みたいなサインとは?

ここでいう芸能人・有名人みたいなサインというのは、例えばこんなサインのことですね。

名前は仮名です

よくサイン色紙で見かけるような崩したデザインのことで、かろうじて判読可能なものもあればマークや記号を入れてポップな雰囲気に仕上げたものなど形は様々。

クレジットカードや会社の書類に書くようなサイン(署名)とは用途も形も大きく異なり、主にサイン色紙のような広い紙面に書くことが多い部類のデザインです。

書き方・作り方のコツを一覧にまとめたものがこちら。詳しくはこの後で紹介しています。気になるものをタップ/クリックしてみてください。

芸能人や有名人みたいな色紙向けサインの作り方・書き方・コツ
文字サイズにメリハリを出す
正反対の性質を組み合わせる
軸とする要素を決める
書き順は無視してもいい
同じ形を繰り返し使う
(縦書き)横線を効果的に使う
動物の顔を使う
マークや記号を入れる
(応用)大胆な動物の顔
線を丸める
字の特徴を絞る
フラットな線を使う

芸能人や有名人みたいなサイン

それではいよいよ具体的なサインの作り方を紹介していきます。

ここでは『山田光希さん(仮名)』の名前をベースにして、様々な雰囲気のサインを作るコツや文字構成を画像とともにお送りします(あえて中性的なお名前を選び、どんなシチュエーションでも使えるバリエーションで紹介しています。)

読めない(読みづらい)サインで芸能人っぽさを出す

芸能人サインの定番といえば読めないサイン。なぐり書きのように見えて実はちゃんとたいをなしているのが特徴です。パッと見た時に自然とかっこいい、書き慣れている、おしゃれなど好印象を与えることができますが、落書きにしか見えないと逆に評価を下げてしまう恐れもあります。

↑ こちらのサインは光希の横線を長く強調した縦書きサインです。広いサイン色紙だからこそ使えるテクニックで、紙面を広く使います。お名前の漢字に横線が多い人はそれを長く強調させるとインパクトのあるデザインに仕上がりやすいですね。

光希とは対象的に、山田はかなり控えめにしているのがポイント。文字のサイズにメリハリを出すことで緩急を表現し、デザイン性を出しています。

↑ 続いてこちら、丸くて柔らかいデザインかと思いきや、力強い線で構成されていたり様々な要素を織り込んだサインです。

このデザインは光希を特にアピールするサインです。平凡な山田の緩やかで伸びやかな線から一転、するどく突き刺すようなエネルギッシュで大胆な光希をミックスさせてバランスを整えています。

コツは剛と柔、柔らかい線を力強い線など、正反対の性質を持つ特徴を合わせていることです。アンバランスな組み合わせに感じるかもしれませんが、意外とマッチします。他にも長い・短い、直線・曲線、力強い・弱々しい、などを合わせてみても味のあるデザインになるでしょう。

↑ このサインは斜めのデザインをベースにした山田光希です。山の字を大きく、中央の線を長く下に伸ばすことでそれを軸にしてバランスを取りやすく工夫しています。

サイン作りのテクニックとして、文字を斜めに倒すとスタイリッシュさ・シャープさ・おしゃれ感・アグレッシブ感を演出することができます。急いで書くと斜めに仕上がることが多くなりますので、ほとんどの方は違和感なく書くことができるでしょう。

軸とする要素を決めると芸能人のようなサインに仕上がりやすくなります。このサインは斜めの要素が決め手です。他にも平行、左右対称、同じ形の繰り返しなど色々試してみましょう。

↑ このサインはもう1つの斜め要素を取り入れたサインです。全体的に右上がりになるようにし、それぞれの文字も流れに合わせて崩しを取り入れています。

読めないサインを作る時は正しい書き順をあえて無視することも時には必要です。このサインも本来は『山』の2画目となる線から書き始めています。書き順にとらわれてしまうと書きづらいバランスになったり、全体のサイズ感がつかめず不格好な仕上がりになることもあります。

サインは書きやすく何度も同じ形で書ける再現性が大切です。ご署名ネットで作成するサインも一応お手本として書き順をお伝えしますが、それが唯一の正解というわけではありません。何度も繰り返し練習して手に馴染む書き順を採用することをおすすめします。

↑ このサインは一風変わったデザインに仕上げていて、円が4つ存在するように見える遊び心を加えました。柔らかい印象を出したかったことに加え、奇抜性と意外性でサインを見た人に強烈な印象を与える効果が期待できます。

コツは繰り返し同じ図形を取り入れること。サイズはバラバラでもいいのですが、デザインの中に共通する要素が繰り返し使われることで反復性の美を生み出します。


読めない(読みづらい)サインの代表としてプロ野球選手のサインを想像する人も少なくないでしょう。プロ野球選手みたいなサインの作り方についてはこちらのページで別途紹介していますので、興味がある方は合わせて御覧ください。

縦書きで芸能人っぽさを出す

続いては縦書きバージョンのサインです。漢字特有の縦書きを最大限に生かしたデザインで、俳優や作家のような印象を出すことができます。縦書きサインは漢字の崩し方が最も重要なポイントで、崩し方1つでサイン全体の印象が決まるといっても過言ではありません。

↑ 山の字に強烈なインパクトを出した力強い男性的なサインに仕上げました。文字のサイズにメリハリがあり、紙面を広く使ういかにも芸能人・有名人っぽさを感じられるデザインです。

縦書きの場合は横線を長く強めに表現すると味のあるデザインに仕上げやすくなります。どこの横線を選ぶかは文字全体のバランスを見て決めますが、ざっくり「先頭」「中間」「最後」の3つにわけて考えると選びやすいかもしれません。上の参考画像では「先頭」に位置する横線を選んでいます。

ただしそれだけではまだ不十分で、加えて漢字の崩しが大切です。光の字に強めの崩しを取り入れていて、言われたらなんとなく読めるギリギリの範囲で作っています。文字単体では読めないとしても、残りの文字から推測できればいいですね。

↑ 縦書き2つ目。特徴的な横線は「先頭」「中間」「最後」で分けると「最後」にあたる例です。

このサインは印象的に崩した山の字も特徴ではありますが、実は希の字がポイントです。希の横線を長く強調してはいるものの、横線以外のサイズは非常に小さくしています。文字のサイズを小さく、特徴だけ極端に強く表現するメリハリにより、サイン全体の印象を引き締めているのです。

最初に紹介した縦書きのサインは山の字の横線が強調され、かつ山の字のサイズも大きいものでした。一言で横線を強調するといっても表現方法は様々です。

↑ このサインは山の字にインパクトを出した縦書きサインですが、光希の書き方にも特徴があります。山の崩し方に合わせて曲線を多めに取り入れていて、光希の字もまるで植物のようなくるくると丸みを感じられるデザインに統一していて、一見すると男性的な力強いサインなのですが、よく見ると女性らしい優雅さ・上品さも感じられます。

読めないサインの作り方で紹介した繰り返し同じ図形を取り入れるテクニックをここでも使っています。言われてみるとなんとなく山田光希と読めなくもない、というギリギリのところが芸能人・有名人らしいサインといえますね。


ご署名ネットでは人気アニメ『鬼滅の刃』の登場キャラがもしサインを持っていたら?という観点でサインを創作しました。基本的に縦書きをメインにして作ってあるので、縦書きサインに興味がある方はこちらのページも御覧ください。

かわいいデザインで芸能人っぽさを出す

芸能人・有名人のかわいいサインといえばアイドルの方々を中心に使われているイメージがありますね。やわらかい線を多く使い、キャラクターの顔やマークを一緒に使うとより効果的です。戦略としてあえてかわいいサインをツールとして取り入れる方法もあり、用途は多岐にわたります。

↑ 田の漢字をネコの顔で表現したかわいいサインの一例です。目や耳、輪郭を変更すれば自分の好きな動物としてアレンジを加えることも可能です。囲いのへんで構成する漢字(田、岡など)は顔を作りやすいですね。

動物の顔をサインに入れるのはかわいいサインを作る上で有効的なテクニックです。表情を自由に変えられるため、使う場所に合わせて自由にアレンジが可能ですし、吹き出しを付けて一言コメントを入れるなどちょっとしたサービスもできます。

さらにこのサインはよく見ると光の字にハートマークを入れていることがわかります。マークや記号を入れるのも簡単なテクニックの1つです。ローマ字のMが名前に入っている人はMをハートマークで表現することができるのでおすすめですね。

無理に文字にマークを組み込まなくても、サインの隣に1つマークをプラスするだけで雰囲気は大きく変わります。どうしてもかわいいサインのアイディアが浮かばない人は既存のサインにアクセントなるハートや音符、星などを追加してみることをおすすめします。

↑ 動物の顔を入れるテクニックの応用で、複数の漢字をつかって大胆に動物を表現しています。このテクニックが使える漢字の組み合わせは多くありませんが、自分の名前をよく見て動物の顔に織り込めないか色々かんがえてみてください。

光希の字はかわいらしさというよりも上品で優雅な印象になるように作っています。かわいさと上品さという、一見交わりそうにない性質をあえて組み合わせたサインです。

↑ 女性向けの上品さが感じられるサインです。女性イラストレーターや作家さんに好まれそうなデザインに仕上げています。

コツは線の終わりをくるくると丸めている点です。なんでもかんでも線を丸めればいいものではなく、文字の判読性を残してサインらしく見せるためのテクニックも必要とします。力強い線はこのデザインには不向きなので、基本的に曲線だけで構成するように注意しましょう。

すでにサインを持っている人はデザインの一部に上の画像のようなくるくるした表現を取り入れてみましょう。まずは多すぎるかも?と感じるぐらいくるくるを追加し、適宜減らしていくと調整しやすいです。

さらにこのサインはデザインが右上がりになるバランスで作成しています。水平にするとありきたりな印象になってしまうので動きをつけてみました。


かわいいサインの作り方に特化したこちらの記事も多く読まれています。ここでは紹介しきれていないテクニックも数多く掲載しているので参考にしてみてください。

シンプルなデザインで芸能人っぽさを出す

複雑になりがちな色紙サインをあえてシンプルに簡素化して表現する例を紹介します。あれもこれも付け足してしまいがちなサインですが、余白を存分にいかした個性的でわかりやすいシンプルなサインが好まれるシーンも数多く存在します。

↑ 象形文字のような独特なシンプルなサイン。言われてみればなんとなく山田光希と読めるのが不思議です。他に誰も書いていなさそうなサインは、あなたのキャラクターを相手に強く印象づけてくれるでしょう。

漢字の特徴を極限まで絞って残すとこういう表現が可能です。文字とにらめっこして何を残せば読めるか検討しましょう。線を少し波打って表現しているのも特徴で、優しさ・柔軟さを表すと同時に山の字を読みやすくする効果も狙っています。

↑ このサインも字を限りなくシンプルに特徴だけを残した作り方をしています。縦書きなのが最初のデザインとは異なります。シンプルに表現するために文字の大きさは全て統一し、フラットで落ち着いた線で作りました。

複雑な表現や斜めの構図もなく、無駄を省いた落ち着きのある印象です。漢字をシンプルに表現するには草書体や中国語の簡体字が参考になるでしょう(このサインはそういうものは参考にしていません)。書道の心得がある人は作りやすいかもしれませんね。

1つずつテクニックを使ってみましょう

上で紹介したテクニックのおさらいです。

芸能人や有名人みたいな色紙向けサインの作り方・書き方・コツ
文字サイズにメリハリを出す
正反対の性質を組み合わせる
軸とする要素を決める
書き順は無視してもいい
同じ形を繰り返し使う
(縦書き)横線を効果的に使う
動物の顔を使う
マークや記号を入れる
(応用)大胆な動物の顔
線を丸める
字の特徴を絞る
フラットな線を使う

色々なテクニックを紹介しましたが、全て取り入れる必要はありません。自分が目指す理想のデザインに使えそうなものを1つずつ使ってみましょう。

また、この記事で紹介した用途以外に使うのももちろんありです。例えばシンプルなサインの作り方で紹介した『字の特徴を絞る』というテクニックも、特徴を絞りつつ力強く大胆に表現すれば男性的で荒々しいサイン作りに応用が効くわけです。

芸能人・有名人みたいなサインが必要であればすぐに作ることをおすすめします

もしあなたが芸能人・有名人みたいなサインを必要としているのであれば、すぐにでも作っておくことを強くおすすめします。

ファンに求められるかもしれない

このタイプのデザインを必要とする人は多少なりともメディアなどに露出機会がある人が多く、用途はファンに向けたもの、ファンでなくても誰かからサインを求められた時に書くためです。

いざサインを求められた時に楷書で書いた面白みのないデザインを書いてしまったがため、相手をがっかりさせることにも繋がりかねません。せっかくの機会を無駄にしないためにも、すぐにでも作成に取り掛かるか、ご署名ネットにご依頼いただくなどしてマイサインを持っておくことを強くおすすめします。

気持ちの持ち方が変わる

今はまだ有名でないとしても、いつかこのサインを使えるよう日がくることを励みに頑張ることができるのではないでしょうか。

さらに精神論的な観点でいえば、絶対に自分は有名になるという強い信念のもとで芸名やサインを事前に作り、すでに夢が叶ったかのように普段から行動するからこそ、成功者の考え方や価値観を身につけて成果につながっていくのかもしれません。

日頃から目標を意識して行動するためにも、自分はすでに芸能人・有名人なのだという前提に立って先にサインを用意しておくのも効果的でしょう。

不格好なサインはイメージを損なう恐れあり

もしこの記事を読んでいただいている芸能関係の方や、これから芸能界を目指そうと考えていらっしゃる方にぜひ覚えておいて欲しいのですが、不格好で下手くそなサインはあなたのイメージを低下させる恐れがあります

スラリと美しい女性タレントが小学生が書きそうなサインを使っていてはガッカリ感が出ますし、イケメン俳優であっても同じこと。しかしこれが逆にビシッと決まったイメージに合うサインであれば「あぁ、やっぱりこの人は素敵だ」となり、ファン層がますます熱くなることでしょう。

逆にいうと、サイン1つで相手に与えるイメージをある程度コントロールできるということでもあります。サインだけかっこよくても中身が追いついていないと心配する必要はありません。まずは形から入ることでサインを使う自分自身もそれに相応しい人格を身につけようと気持ちも入るでしょうし、ファンの方もサインがフックになって興味につながるかもしれません。

逆張りは最初から狙うべきではない

近年はギャップを意識した戦略が目立ちます。例えば元宝塚歌劇団所属で元うたのおねえさんとして知られるタレント・女優のはいだしょうこさん。

キレイな見た目とは裏腹に、はいださんが描く絵のクオリティの次元が違うとして話題を集めたことがあります(気になる方は『はいだしょうこ 絵』で検索してみてください)。

はいださんは狙ってこの絵を投入したわけではありませんが、結果として美人が描くひどい絵という構図が成立し、ギャップ(いわゆる逆張り)が話題を生み出しました。

これと同じように、華やかなイメージの強い芸能関係者がくすっと笑えるサインを使ってギャップを狙う戦略も無くはないでしょう。

しかしあくまでもこれは正統の逆を行く手段であることを忘れてはいけません。まずは順当に真正面から勝負して実績と経験を積み、自分らしさが生まれて来た頃に守破離のイメージでギャップのあるサインを使うというのはアリな気がします。

成長過程においてはイメージに合う、またはイメージを向上させるサインを戦略的に使うべきですね。

ご署名ネットでは芸能界で活躍される現役の方のサインを作成したり、東京2020オリンピックで活躍した選手のサインも手掛けています。恥ずかしくない、持っていて楽しくなるようなサインをお求めの方はぜひこちらのフォームからお申し込みください。きっとご満足いただけることと思います。

ご署名ネット代表 兼 デザイナー
守屋 祐輔

サイン作成のお申し込みはこちら
取材・メディア等お問い合わせはこちら
ご意見・ご感想は下部コメント欄へどうぞ

守屋祐輔

守屋祐輔

ご署名ネットの代表兼デザイナー兼サイン専門家。個人・業界人問わず多種多様なサイン作成を請け負い、東京2020メダリストのサインも手掛けた。TV、ラジオ、雑誌など幅広く出演。きめ細やかな対応と素早いレスポンスが可能。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。