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筆記体のようなサインの書き方をプロが解説

筆記体のように流れるデザインのサインの書き方をプロが紹介します。ぜひコツをマスターしましょう。

まず、それって本当に筆記体なのでしょうか?

おそらく多くの方がイメージしている筆記体のようなサインとは次のようなデザインではないでしょうか?

筆記体のサイン
筆記体のサイン
筆記体のサイン

線が流れ、複雑に交差し、見た目の印象がとてもスタイリッシュです。でも実はこれ、筆記体ではないんです。アルファベットを崩し、文字の繋がりや書きやすさ、デザイン性を意識して書いてあるだけで、決して筆記体を崩してサインを書いているわけではないのです。

そもそも筆記体とは、アルファベットの速記性を高めるために文字を崩してつなげて書きやすくするための表現方法にすぎず、崩し方にはルールが存在します。

一方のサインも文字を崩してつなげることが多いので筆記体と勘違いする人が多いのも無理はありません。しかし筆記体との大きな違いは、サインには崩し方の明確な決まりがないことです。

もちろんキレイに・かっこよく見せるためのコツやテクニックは多数存在しますが、極論を言うとサインは必ずしも読める必要がないため、文字の崩し方はセンスや好みに左右されるものなのです。

サインは筆記体のように見えるけど筆記体にあらず。まずはこれを頭に入れておきましょう。

筆記体の文字をデザインの一部に取り入れることもあります。

筆記体のようなサインの書き方のコツ

それではここから筆記体に見えるサインの書き方のコツを紹介していきます。全てを一度に取り入れる必要はありません。使いやすそうなものから試してみて下さい。

アルファベットの崩し方を勉強する

筆記体のように見せるには文字の崩し方がポイントになります。

ご署名ネットでは『サインの書き方講座』を無料で公開中で、その中では『アルファベット別の崩し方』を紹介しています。

ここで紹介しているテクニックは私がサイン作りで実際につかっている一例にすぎませんが、いくつか組み合わせることで自由自在にアレンジできるようになるでしょう。

1文字だけでも崩すと一気にそれっぽくなる

全ての文字をいきなり崩そうとすると難易度が高いのですが、1文字だけ選んで崩してもサインに仕上がることがあります。

筆記体のサイン

上のサンプルは “Taro Yamada”を筆記体で書いたもので、Yだけ崩してみました。どうでしょう、これだと確かに見た目は筆記体で、かつサインのような印象を受けませんか?

少し形を変えるだけでも雰囲気は大きく変わります。まず自分の名前を筆記体で書き、1字選んで自由に崩してみましょう。

母音は簡略化・省略する

a, i, u, e, o の母音が入るサインを書く場合、それらを思い切って簡略化、もしくは省略してみることをおすすめします。

筆記体のサイン

例えばこのサインは i の表現をあいまいにしています。i の点を打つことで、そこに i があると読ませているのですね。

tsu の u もほとんど判別することはできないぐらい簡略化しています(この場合は省略といってもいいぐらいです)。

母音を簡略化・省略することでサイン全体をスッキリ見せる効果があり、起伏の少ない構成にすることで筆記体のような流れる線の印象を与えることができます。

文字を斜めに倒す

字体を斜めにするだけで筆記体らしさがグッと増します。

同じ “Yamada”と書いたサインでも、直立したサインと斜めに倒したサインだと、斜めに倒したサインのほうが筆記体のように見えるでしょう。

もちろん直立サインを気に入って使う人がいてもいいのですが、ここでは筆記体っぽく見せるには?という観点でお伝えしています。

左利きはどうなのか?

筆記体は右利き用に作られているので左利きの人が書きづらい文字です。ただしサインに決まった形は存在しないため、左利きの人はあえて書きやすい独自の筆記体を編みだして使うチャンスともいえます。

これは左に倒して書いた”Tanaka”というサインです。筆記体としてはかなり違和感を感じますが、個性を出せるサインならではの字体と考えることもできますね。

ゆっくり書かない。素早くペンを動かす

サイン初心者の方に多く見られるのが、丁寧にお手本通りに書こうとしすぎるあまりゆっくりペンを動かしてしまうことです。実はこれをやってしまうと筆記体のようなサインが書きづらくなるのです。

筆記体のサイン
左:素早く書いたもの / 右:ゆっくり書いたもの

上の画像では私の名前 “Moriya” を例に素早く書いたもの(左)とゆっくり書いたもの(右)を比較してみました。

どうでしょう、素早く書いたほうが線が力強く表現されていてリズミカルな印象がある一方で、ゆっくり書いた方は線が弱々しく、おそらく多くの方が目指している筆記体のようなサインとは少し違っているのではないでしょうか。

筆記体のように連続してつながる線をキレイに表現するためには素早くペンを動かすことが大切です。そうすることで線が力強くしなやかになり、筆記体が持つ独特なカーブやスタイリッシュな印象につながるのです。

ペンをシャシャシャーっと遊ばせながらサインを考えていると、偶然できた線からインスピレーションを受けてデザインができるかもしれません。

先頭の文字を大きく書く

サインの先頭のアルファベットを大きく書くだけで筆記体っぽさが出ます。

普通に大きくするだけでなく、『アルファベット別の崩し方』で紹介しているコツを織り交ぜるなどすればさらにいいですね。

もちろん途中の文字を大きくすればサイン作りの無限の可能性が広がりますが、まずは基礎テクニックを取り入れてみましょう。

文字の特徴を大胆に強調する

アルファベットが持つ特徴を強調して表現してみましょう。

これは『アルファベット別の崩し方』と重複する内容かもしれませんが、文字が持つ特徴を見極めて大胆に表現してみることです。

筆記体のサイン

筆記体のサイン
筆記体のサイン
筆記体のサイン

例えばAなら横線を長く伸ばして特徴を強調できますし、Eも同じく横線ですね。
Hは縦の2本線の長さを変えて表現でき、Sは丸みとトゲトゲした組み合わせで特徴を活かしています。

ここで紹介したのは一例にすぎませんが、文字が持つ特徴を見抜き、大げさに感じるほど強調してみましょう。

線をはみ出す

サイン枠にとらわれず大胆に書いてみましょう。

筆記体のサイン
赤丸の箇所枠をはみ出ています

線をはみ出ても大丈夫です。枠の中に収まる必要はありません。空間を広く自由に使うことで新しい発想が出てくることもあります。

もちろんクレジットカードのサイン欄は上下の幅が決まっているのでそれに収まるように書く必要がありますが、書類へのサインははみ出す勇気を持ちましょう。

筆記体にアレンジを加えてオリジナルサインを作りましょう

ここで紹介したテクニックをフルに活用し、ぜひオリジナルサインを作ってみて下さい。

もちろんご署名ネットにお任せいただければ、これまで私が培ってきた経験とテクニックを駆使して世界に1つだけの、必ずやご満足いただけるデザインを作成することも可能です。

ご署名ネット代表 兼 デザイナー
守屋 祐輔

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守屋祐輔

守屋祐輔

サイン専門家・デザイナー

オリジナルサインを作成するサイン専門家。流れるような英字サインは多くのお客様に喜んでいただいています。サイン作成のレクチャー講演など承っています。個人で運営するサービスのため、きめ細やかな対応と素早いレスポンスが可能。

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