自分の作品の無断コピーを防止するためのウォーターマーク(透かし)やコピーライト、クレジット表記に手書きサインを使うのは非常におすすめです。
他にはない個性をアピールできるだけでなく、物珍しさが話題を集めるかもしれません。
この記事の目次一覧
ウォーターマークやコピーライトに手書きサインを使う時の注意点
ウォーターマークやコピーライト、クレジット表記は著作権を明示し、自分の作品の無断使用を防止するためのものです。
つまりあまりにも簡単な手書きサインは誰にでも真似される恐れがあるのである程度凝ったデザインにするのがおすすめです。
とはいえ、手書きサインの存在感が強すぎて作品の世界観を邪魔しては意味がないので程よいバランスが求められます。
目立ちすぎても目立たなさすぎてもダメですね。
スケッチや絵画に入れる手書きサインは基本的にシンプルなものをベースにしましたが、それとは勝手が少々異なってきますね。
また、サインは繰り返し使うことを前提にしているため作品1点1点に本当に手書きすることはほとんどありません。
手書きサインをデータ化(PNG)していつでも使えるように準備しておくのがいいでしょう。
- 簡単なデザインは避ける
- 存在感のありすぎるデザインも避ける
- 完成した手書きサインはデータで持っておく
手書きサインをクレジットに使ったサンプル
手書きサインをクレジットとして使った例を1つお見せしましょう。
次の写真は私が撮影したものに手書きサインデータを載せたものです。
仕上がりのイメージはこのような雰囲気になります。
もともとこの手書きサインは黒い線でしたが、色を反転してある程度目立つように細工しています。
ちょっとサインが大きい気もしますので小さくリサイズしてもいいでしょう。
名前をもっとアピールしたい方は活字でフルネームを近くに添えてもいいですね。
手書きサインのウォーターマークやコピーライト、クレジット表記の作り方
それでは具体的に手書きサインのおすすめ例とおすすめしない例を紹介します。
もちろんこれらは作品のテイストによって合う・合わないがありますので、その辺りはご自身でアレンジを加えてみてください。
なお、サイン作りの基礎基本を知っておくと、ウォーターマーク向けのデザインも容易になりますので、一読されることをおすすめします。
▶サインの作り方:初心者から上級者まで、プロが教えるデザインとテクニック
シンプルすぎるものは避けたほうが無難
一見すると誰にでも真似できそうなシンプルなデザインは避けたほうが無難です。
実際に手書きするときは簡単に書けていいのですが、データを載せるだけならもっと凝ったデザインでも手間は同じです。
©マークと一緒に載せる
真似されづらさとは無関係ですが、©マークと一緒に手書きサインを載せてみました。
ただの文字の羅列よりも個性がアピールできるようになりました。
作品の邪魔にならない大きさを意識する
サインが主張しすぎて作品の世界観を邪魔しないように注意しましょう。
ある程度の大きさで手書きサインを掲載したい場合は透明度を下げるなどして見た目に支障が出ないよう調整する必要があります。
サインをグッと小さくリサイズしました。
これぐらいならデザインが複雑で真似されづらく、かつ作品の邪魔にもなりませんね。
サインの大きさには注意を払いましょう。
漢字サインを使う
漢字サインは複雑になる傾向があるため、ウォーターマークやコピーライトに向いた手書きサインといえます。
一般的に作品に載せるサインは英語が多いですね。
インターネットを使えば作品は世界中で見られることになるため、英語のサインを選ぶ人が大半なようです。
もちろんサインはこうでないとダメという決まりはありませんので漢字サインでも全く問題ありません。
むしろ他人と被らないという点で漢字サインはおすすめかもしれませんね。
活字と一緒に載せる
読めないサインをフォローするために活字と一緒に載せるケースです。
読みやすさもデザイン性もあり、オリジナリティの高い作品です。
活字の代わりにロゴマークをあしらってもいい雰囲気になるでしょう。
活字のデザインにこだわる
同じ活字でも見せ方1つで印象は大きく変わります。
上の画像では手書きサインを活字で挟んだサンプルですが、オシャレ度が増していますね。
透明度を下げる
手書きサインの透明度を下げると透かしとして利用できます。
画像のようにサイズを大きくして透明度を下げるといい具合にウォーターマークとしても利用できます。
ご署名ネットに作成はおまかせください
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ご署名ネット代表 兼 デザイナー
守屋 祐輔
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