あなたの名前にも、きっと E はあるはず。ありふれた文字だからこそ、サインで個性を輝かせませんか?
誰でも簡単に取り入れられるテクニックばかりなので、ぜひチャレンジして、あなただけのサインを見つけてください。
この記事の目次一覧
サインの書き方「E」について
アルファベットの中でも、特にEは崩しやすい文字と言えるでしょう。
特に筆記体の小文字 e は、ほとんどの場合、崩してデザインの一部としています。
もちろん、あえて崩さずに形を残すこともありますが、それはサイン全体のバランスを考慮しての判断です。
では、なぜEは崩しやすいのでしょうか?
それは、Eが持つ3本の横線が、変化しやすい要素だからです。
線の長さ、角度、太さを変えるだけで、全く異なる表情を生み出せるのです。
Eの崩し方あれこれ
Eは、あなたの個性を表現する無限の可能性を秘めています。
基本の形を踏まえつつ、以下の7つのテクニックを参考に、あなただけのオリジナルEを作り上げてみましょう。
横線をアンバランスにする
Eの特徴である右側の3本の横線。
この長さを変えるだけで、簡単に個性的なEに変身させることができます。
- 全ての線を少しずつ長くする
- 一部の線を極端に長くする
- 線と線の幅を変える
- 波打たせるように書く
など、バリエーションは無限大。
ポイント
- 作りたいサインの雰囲気に合わせて、線の長さやバランスを調整しましょう。
- あまり極端に崩しすぎると、Eと認識されにくくなる可能性があるので注意が必要です。
画数を減らす
Eはアルファベットの中で最も画数の多い文字ですが、サインではあえて画数を減らしてみましょう。
本来4画で書くところを、3画、あるいは2画で表現することで、シンプルながらも印象的なサインになります。
さらに減らして2画のEも考えられます。
後ろの文字と連結させることで1画?1.5画?のEも表現できます。
本来の画数を減らすことを考えるとアルファベットは必然的に崩しを取り込まなければいけませんね。
ポイント
- 画数を減らす際には、他の文字とのバランスも考慮することが重要です。
- 思い切って省略することで、スタイリッシュな印象になります。
全体を包み込む
Eの横線を大胆に伸ばし、他の文字を包み込むようにデザインしてみましょう。
まるで、Eが他の文字を守っているかのような、個性的なサインに仕上がります。
ポイント
- 包み込む文字とのバランスを考えながら、Eのサイズや線の太さを調整しましょう。
- 曲線的に包み込むと、優しい印象に。直線的にすると、シャープな印象になります。
縦線と横線の位置をズラす
Eの縦線と横線の位置を少しだけずらしてみましょう。
ほんの少しのズレが、サインに独特の遊び心を生み出します。
一瞬Eには見えないかもしれませんが、サインを書く時はそこまで厳密になる必要はありません。
どちらかというとご自身が書いていて楽しくなるようなデザイン性を重視したほうが長く使えるサインとして仕上げることができます。
ポイント
- あまりにもずらしすぎると、Eと認識されにくくなる可能性があるので注意が必要です。
- 他の文字とのバランスを見ながら、ズレの程度を調整しましょう。
横線を斜めにする
Eの横線を水平ではなく、斜めに書いてみましょう。
それだけで、サイン全体がスタイリッシュでモダンな印象になります。
縦線も斜めにしてもいいのですが、ここでは敢えて縦線は真っ直ぐに下ろしてみました。
このアンバランスさも崩しの楽しさですね。
ポイント
- 傾ける角度によって、印象が大きく変わるので、色々試してみましょう。
- 他の文字も斜めに揃えると、統一感のあるサインになります。
Eと他の文字を繋げて書く時のテクニック
Eから始まるサインを作成する際、次にくる文字とのつなげ方が重要です。以下のテクニックを参考にしてください。
Eの下部を延長して次の文字へ – 流れるような滑らかな繋がり
Eの下部の水平線を、まるで滑走路のように、次の文字へと繋げてみましょう。
アドバイス
- 特に、筆記体の小文字や、l, h, k, bなど、縦のラインを持つ文字と組み合わせると、流れるような美しいサインになります。
- 延長する線の太さや角度を調整することで、より自然で洗練された印象に。
- 例:El, Em, En, Ea, Eb
Eの上部を曲線で誘導 – 優雅で女性らしい印象に
Eの上部を、そっと微笑むように曲線で描き、次の文字へと誘導してみましょう。
アドバイス
- 丸みを帯びた筆記体や、m, n, rなど、曲線的な要素を持つ文字と相性が抜群。
- 曲線の大きさや角度を調整することで、柔らかさや上品さを表現できます。
- 例:Em, Er, Es, Ea
Eの中央を橋渡しに – 安定感とバランスを重視するなら
Eの中央の水平線を、橋渡しのように使って、次の文字へと繋いでみましょう。
アドバイス
- t, f, zなど、水平線を持つ文字と組み合わせることで、安定感のあるサインに仕上がります。
- 橋渡し部分の長さや角度を調整することで、個性を演出できます。
- 例:Et, Ef, Ez
Eを包容するようなカーブ – 温かさと包容力を表現
Eの下部を大きくカーブさせ、次の文字を包み込むように繋げてみましょう。
アドバイス
- a, o, cなど、丸みのある文字と組み合わせると、より一層温かみが感じられるサインに。
- カーブの大きさや角度を調整することで、包容力の強弱を表現できます。
- 例:Ea, Eo, Ec
Eとの繋げ方一つで、サインの印象は大きく変わりますね。
サイン作りの基礎基本を知りましょう
ここでお伝えしたテクニックは単なる序章にすぎません。
サインらしく仕上げるためには構成の基本を学んだり、文字同士の繋がりを考える必要があります。
まずはこちらの記事で勉強されることをおすすめします。
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守屋 祐輔
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