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アイドルが書くようなかわいいサインの作り方を、サイン作りのプロが解説します。
かわいいサインの重要性と目的
かわいいサインは自己ブランディングの一環として特に重要です。
柔らかい印象で、サインを書く人の優しいイメージを表現し、書いている自分自身も楽しくなり、ファンや公の場でポジティブなイメージを構築するための大切な一歩と言えるでしょう。
ご署名ネットでもアイドルや声優さん、女優さんなどに向けて数多くのかわいいサインを作成してきましたが、どれも非常に喜んでいただけています。
この完全ガイドでは、あなた自身の魅力を表現する特別なかわいいサインの作成方法を紹介しています。
様々なスタイルのかわいいサイン例
ここにあるのは全てご署名ネットがオリジナルで作成したものばかり。
どうでしょう、どれもアイドルが使っていそうなかわいいサインばかりですね。
こういうサインを作れるようなテクニックや考え方をここではたっぷり紹介していきます。
もちろん、ご署名ネットにお任せいただければ思わず「かわいいっ!」と叫んでしまいたくなるようなクオリティで作成いたしますので、ぜひお申し込みください。
ご署名ネットでかわいいサインを作ったお客様のレビュー抜粋
かわいいサインに共通する基本的な要素6選
かわいいと言われるサインを書くには、基本的なテクニックが存在します。
ここで紹介するテクニックは1つだけ使っても、複合して使っても効果があります。
色々組み合わせて使いやすいものを取り入れてみてください。
要素1:曲線や波線を使う
かわいいサインは柔らかい線を使うのが大原則です。
線の使い方1つで見た目の印象は大きく左右されます。
ぐるぐる書いた波線もかわいさポイントの重要点。積極的に取り入れましょう。
直線はなるべく使わないほうがかわいさを全面的にアピールすることができますが、要所要所で入れるのはいいでしょう。
トゲトゲした表現の線は避けましょう(上の画像の星は例外です)。
トガッた線は攻撃性を表しますので、可愛いサインとは正反対の性質を持ちます。
すでにサインを持っている人は、直線やカドに丸みを付け加えるだけで雰囲気がガラリと変わるでしょう。
要素2:イラストを入れる
サインの一部にキャラクターの顔や動物などイラストを入れることにより、かわいらしさを直接アピールします。
その人の特徴を表すものをデザインに織り交ぜるのもおすすめのテクニックですね。
例えばツインテールがトレードマークならサインの両端にツインテールを入れるなどわかりやすいです。
一番人気はなんといってもハートマークでしょう。
特に名前にアルファベットのMが入っている人は大チャンス!
Mの形を少し変えるとハートに見せることができるため、簡単にかわいさアピールができますよ。
上の画像のように名前の中にマークを入れ込むとバランスがいいのですが、マークだけ独立させてサインの隣に書いてもいいですね。
名前の線の一部を利用し、キャラクターの顔を入れるだけでもかわいいサインに仕上がります。
サインを書く場所や相手に合わせて表情も変えられますし、グッとかわいさを出すことができるお手軽なテクニックです。
一方でやや幼い印象を与えてしまうことにもなるため、どのような自分を表現したいのか(相手にどう見られたいのか)を考えた上で使うようにしましょう。
要素3:足しすぎない。空間・隙間を意識する
かわいさを求めるあまり、顔やマーク、トレードマークをいれすぎないようにするのもポイントです。
サインの余白にあらわれるセンスもかわいいサインの特徴の1つで、足しすぎず逆に引いてみることも大切なんですね。
サインに入れるポイントは1つにとどめておきましょう。
過剰に長い線を使っていたりしませんか?
マークや記号が多すぎたり、ぐるぐる巻いた線が多すぎたりしないでしょうか?
引き算で考えてみることも大切です。
要素4:装飾する
☆や記号を駆使し、サインの周辺に装飾を加えると印象がグッと変わります。
キラキラした簡単なエフェクトを加えるだけで見た目の印象は大きく変わりますね。
これなら絵に自信がなくても簡単に取り入れられるでしょう。
絵が得意な方は、ぜひサインと融合させて装飾してみてください。
アイディア次第で周りと圧倒的な差をつけることができるでしょう。
要素5:太めのペンを使う
細い鉛筆やボールペンでサインを書くと線が貧相になり、せっかくの可愛さが半減してしまいます。
上の画像のように、使用するボールペンの太さで見た目の印象が大きく変わることがわかりますね。
狭いスペースに書く場合は最低でも1.0ミリ以上のボールペン(万年筆だとM(中字)以上)がおすすめです。
サイン色紙やもっと大きな紙面に書く時はマッキー(太・細の両方が使えるタイプ)がいいですね。
ペンが太くなると書きやすさも向上するため、繰り返し書いても手が疲れにくいというメリットもあります。
要素6:文字の大きさはバラバラにする
サインの文字の大きさはバラバラにすると、デザインに動きが加わってかわいいサインを作りやすくなります。
必ず全ての大きさを変えなければいけないわけではありません。1つだけ小さく表現する、逆に大きく表現するなどバランスを敢えて崩してみましょう。
上の画像では文字の大きさを変えるテクニックに加え、”要素2:イラストを入れる” も複合した合わせ技となっています。
実演!用途別ステップバイステップかわいいサインの作り方
ここでは、かわいいサインを実際に作る手順を用途に合わせてステップバイステップでご紹介しましょう。
プロが普段どういうことを考えながらかわいいサインを作っているかも参考にしていただけると嬉しいです。
作成する名前は、ローマ字の場合は “Yusuke Moriya”、漢字の場合は “守屋祐輔” とします(私の名前です)
気になるものをタップ/クリックすると、作り方の詳細にジャンプします。
ローマ字 色紙向けのかわいいサインの作り方
ではまず、サイン色紙など広めの紙面で使うかわいいサインをローマ字で作ると仮定し、考えていきましょう。
チェキや物品に書くときも同じ考え方ですし、書籍用のサインでも横書きスタイルの場合は応用が効きます。
広い紙面でのサインは高さ(厚み)を出して作ると見栄えするデザインになりますよ。
これまでのサイン作りの経験からお伝えすると、読めるサインは読めないサインと比べて書き終える時間が長くなる傾向があります。
文字をハッキリ書くので、崩して書くサインより時間がかかってしまうというわけです。
縦と横の2パターンのサインを使い分ける方もいらっしゃいますね。
ちなみにご署名ネットでは、アルファベットの縦書きサインもお作りいたします。
たくさんサインを書かれる方は1秒〜3秒で書くサインがいいかもしれませんし、数は少ないので凝ったデザインでも構わない人は20秒でもいいでしょう。
STEP1〜STEP3をまとめてこうなりました。
ここでは、”かわいいサインに共通する基本的な要素6選”で紹介した “要素1:曲線や波線を使う” のテクニックが生きてきます。
すべての文字を柔らかくする必要はないので、目立つ頭文字をターゲットにしましょう。
少しずつ形を変え、特に先頭のYを大きく変化させてみました。
頭文字を大きく表現したので、他の字は小さくしてみました。
ここでは “要素6:文字の大きさはバラバラにする” のテクニックを使っています。
何度かトライしましたが、このままでは特にMとのつながりが悪いままなので、この次のステップで一工夫します。
線が連続して続くようになり、書きやすさが向上するだけでなく、かわいい雰囲気が増しますね。
“要素2:イラストを入れる” のテクニックを使っています。
この時、丸める位置をわざと上か下にずらしてみましょう。
文字の位置を外すことによってぐっとかわいくなるでしょう。
最後に、書きやすさを考えてバランスを微調整してみましょう。
i の点をハートマークで表現し、ワンポイントを入れてみたのも特徴ですね。
色紙のような広い紙面にサインを書く場合、ある程度サインの高さ(厚み)があるほうが見た目のバランスが良くなります。
これでサインの完成です。
このあとはお好みに合わせて、サインの周りを装飾してみてもいいかもしれませんね。
どうでしょう、かなり映えを意識した雰囲気になりましたね。
注意したいのは、装飾を入れれば入れるほど1つのサインを書く時間が長くなること
サインを書く頻度に合わせて、装飾はお好みで変更してみてください。
漢字 色紙向けのかわいいサインの作り方
続いて漢字で書く色紙向けのかわいいサインをかんがえてみましょう。
漢字サインはローマ字と比べて難易度が上がります。
堅い印象の漢字をやわらかくしますし、複雑な構造の漢字をいかに書きやすく、かわいく見せるかの点でハードルがあがってしまうのです。
サインを書くスピードのことも考え、ほどほどに読めるサインとして進めます。
使いやすいサインであることを考え、横書きにしましょう。
サインの読みやすさと書くスピードは反比例の関係にあることを覚えておきましょう(読みやすいサインほど書くスピードは遅くなり、読みにくいサインほど素早く書ける)。
STEP1〜STEP3をまとめ、次の条件でサインを作ることにしました。
今回はある程度読めるサインですので、崩しはほどほどにしながらも、やわらかくて書きやすいように崩してみます。
この時、書き順は無視して構いません。
字の繋がりはあとで考えればいいので、まずは漢字をシンプルに、やさしい雰囲気になるよう崩してみましょう。
“要素6:文字の大きさはバラバラにする“で紹介したように、サイズをバラバラにして表現してみましょう。
文字が大きすぎるとサインが書きにくくなるデメリットがあります。
わざとサイズを変えることで、実用性の高いデザインに仕上げるメリットが期待できるでしょう。
書きやすさと線の連続性をかんがえ、いろいろ試行錯誤してみてください。
どうしてもつながらない場合は、もう少し文字を崩してみるのも手です。
もちろん、かわいさを出すためにやわらかい線で接続することは忘れないでくださいね。
雰囲気が変わり、書きやすさも向上しますので、お手軽なテクニックの1つです。
「守」「輔」の字に、同じような崩し方を取り入れてみました。
似た要素がサインの中にあると、見た目がきれいに整い、バランスが良くなる効果があります。
「祐」の字の一部をハートマークに置き換えてワンポイント入れてみました。
これで完成にしてもいいですし、お好みで装飾を加えることもできます。
イラストが得意な人は自分の似顔絵を入れるなど、サインの見栄えがますます良くなるでしょう。
いかがでしょう、堅いイメージの漢字でもサインにすれば柔らかくて親しみやすい印象に仕上げることができます。
なお、この記事の後半では、漢字をかわいくサインに仕上げるより具体的なテクニックを紹介していますので、合わせてお読みください。
漢字はローマ字と比べてサインにするのが非常に難しく、挫折してしまう人が多いとよく聞こえてきます。
ご署名ネットにお任せいただければ、どんな漢字のお名前でもかわいいサインに仕上げてご覧にいれますので、お気軽にお申し込みください。
クレカ・パスポート向けのかわいいサインの作り方
クレジットカード向けサインは、ご署名ネットで受けるご依頼の中で最も多い用途です。
最近はサインレスでカード決済することが増えていますが、いざという時にサインがかわいくないと気持ちが萎えますよね。
パスポート向けのサインも基本的に作り方は同じですので、参考にしてみてください。
それでは順を追って作り方を見ていきましょう。
サインは読めても読めなくてもどっちでもよく、極端な話、文字ではなく記号(◯◯◯とか◯△▢とか)でもきちんとしたサインとして効力を発揮します。
もちろん、特にパスポート向けサインは偽造防止の観点も必要です。
そのため、今回はあえて読めないサインで作ることにします。
時間がかかる=複雑なデザインということになりますが、あまりにも手がこんだサインは繰り返し同じ形を書くのが難しく、実用性が低くなってしまいます。
パスポート用も同じ考えで、特に海外でパスポートと同じサインを求められることを考えると、書きやすく、素早く書けるデザインが好ましいでしょう。
STEP1とSTEP2をまとめ、作成の条件は次のようにしました。
名前の頭文字に対して “要素1:曲線や波線を使う” のテクニックを使います。
私の名前 “Yusuke Moriya” の場合、頭文字YM以外の文字数は10字もあり、普通に書くと時間がかかり、横幅が長くなってしまいます。
それを限りなく短く省略するため、文字に崩しを加えます。
文字の可読性はほぼ無くなりましたが、すっきりしたデザインに変化しつつありますね。
シンプルで素早く書けるようになりましたが、どうせなら一筆で書きやすい形にしたいところ。
また、肝心のかわいさがイマイチなので、もう少し改良が必要です。
“usuke” を “Y” と重なるように左側に配置し、”Moriya” につながるようにしてみました。
全体的に横長な印象があるため、コンパクト設計にします。
“Y” の丸みと “M” の丸みが同じような円が2つあったので、それらを重ねてみました。
最後に、サインらしく少し斜めに倒して完成です。
このサインは、ペンをぐるぐると動かしてリズムよく一筆で書くことができる特徴があります。
サイン欄は高さが制限されていることがあるため、その場合は”Y”, “M” の高さをうまく調整して書きます。
カードの裏面やパスポートへの記名は一度きりです。
基本的には精算時のサインが大半を占めるため、その時にはサイン欄の高さ制限もありませんので、それほど縦幅を気にする必要はないでしょう。
かわいさと他のコンセプトを組み合わせる
かわいいサインを作るとき、他のコンセプトをミックスして作るとデザインの幅が広がります。
複数のコンセプトを考えながら作るサインは上級者向けですが、完成した時のよろこびはひとしおでしょう。
『かわいい』✕『シンプル』
文字をシンプルに作りますので、かわいさは周辺の装飾で演出するといいでしょう。
装飾はサインを書く場所や用途に合わせて変えることが容易ですし、使い分けもしやすいですね。
▶エレガントなシンプルさ:プロによる印象的なサイン作成の秘訣
『かわいい』✕『おしゃれで個性的』
とても印象的な仕上がりが期待できるでしょう。
イラストを取り入れてかわいさを表現しつつ、サインの線の一部で海やヤシの木をイメージし、南国の雰囲気を作ってみました。
非常に個性的なデザインですよね。
アイディア次第でサインは様々な形に化けるのです。
▶おしゃれで個性的なサインの作り方を、サインデザインのプロが教えます
『かわいい』✕『漢字』
堅いイメージの漢字がかわいくなれば、それだけで周りからの注目度も高くなるでしょう。
漢字サインは作成の難易度MAXですが、ぜひチャレンジしてみてください。
▶漢字サインの作り方:プロが明かす、芸術的スタイルと独自性を際立たせるデザインの極意
『かわいい』✕『英語』
非常に多くの作り方と組み合わせがあり、バラエティに富んだデザインが期待できます。
アルファベットの形を活かして表現したり、筆記体の流れる線で作るかわいいサインは、非常に魅力的な仕上がりになります。
記号やマークを付け加えると、さらに印象的なデザインになるでしょう。
▶プロが教える英語サインの作り方:筆記体を含む様々なテクニック紹介
『かわいい』✕『ひらがな』
まさに王道中の王道といえる組み合わせです。
ひらがなが持つ柔らかい雰囲気は、かわいいサインの必須条件を満たしています。
文字同士を組み合わせたり、画像のように装飾を施すことにより、アイドルや芸能人が使うようなかわいい仕上がりになることでしょう。
『かわいい』✕『カタカナ』
堅い印象のあるカタカナでも、もちろんかわいいデザインは作れます。
カタカナであっても柔らかく表現するテクニックは通用します。
文字のサイズを変えて組み合わせたり、装飾を上手に施してかわいい印象に仕上げます。
組み合わせは無限大です。
『かわいい』✕『縦書き』
難易度は高めですが、他のサインと大きく差別化が図れるでしょう。
縦書きサインはシンプルな字がマッチします。
柔らかい線や装飾のテクニックを使いつつ、印象的なデザインを作りましょう。
▶縦書きサインの作り方、書き方、活用方法をプロが徹底解説します
『かわいい』✕『イニシャルサイン』
サインの用途さえ合えば作成の難易度は低めです。
字数の少ないイニシャルサインは、ここで紹介したかわいいサイン作りのテクニックを使えば比較的らくに完成するでしょう。
素早く書けますし、メリットが多いですね。
▶一歩先を行くイニシャルサイン:専門家が教える独創的な作り方
『かわいい』✕『カリグラフィ』
意外性のある組み合わせとしておすすめです。
やわらかく、大きく動きのある線で構成します。
丸みを帯びたカリグラフィを選ぶと作りやすくなりますね。
▶実用&美麗!カリグラフィで一味違う手書きサインの作り方をプロが解説
子ども向けサイン
お子さまが使うサインの作り方や考え方を紹介しています。
基本的にはお子さまが作りたいように作り、親御さんはそっとアドバイスする程度に留めるのがよさそうです。
▶プロが教える子どものための手書きサイン作り方入門:これで今日から芸能人?
ぜひプロにお任せください
自分でサインを作るのは楽しい半面どうしても時間と労力がかかります。
そんな時はぜひご署名ネットにお任せください!作品例のようなかわいらしいサインを圧倒的なクオリティで作成します。
YouTubeでも紹介中
かわいいサインの作り方をYouTubeでも紹介しています。動きがあることで書き方がわかりやすくなっています。
▶▶アイドルや芸能人のようなかわいいサインの作り方(YouTube)
ぜひチャンネル登録もお願いします。
万人に受けるかわいいサインはない
自分はかわいいと思ったサインでも、それが世の中全員に共感されるとは限りません。
美的感覚は人によって違いますし、全員からかわいいと思われるサインはこの世の中に存在しないのです。
少しでも多くの人に認められたい気持ちを尊重するならここで紹介したテクニックを使うと効果的ですが、それも100%の成果を保証するものではないのです。
『この人といえばこのサイン!』と世の中に認知されるまで使い続けること。これが実は重要だったりするのです。