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結婚式の結婚証明書サインは、新郎新婦が愛を誓い合った証として残る大切なセレモニーです。
最近では人前式などで結婚誓約書にサインをする演出も定番となり、そのサイン自体をおしゃれに演出したいと考えるカップルも増えています。
とはいえ
「緊張で上手く書けなかったらどうしよう…」
「せっかくなら特別感のあるデザインにしたい!」
という期待と不安が入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、サインデザインの専門家が結婚証明書サインをおしゃれに仕上げるためのコツを徹底解説します。
読みやすさとデザイン性のバランスの取り方から、漢字・アルファベット・カタカナ文字の使い分け、フルネームか名前のみかといった書き方の選択肢、新郎新婦それぞれのペアサインの調和方法、そしてサインの大きさや長さの調整ポイントまで網羅。
さらに、派手すぎず上品に魅せるデザインのコツや、筆記体・ミニマル・モダンなど流行のスタイル、飽きのこない普遍的なデザイン選びについても紹介します。
この記事を読めば、結婚式当日に結婚証明書サインで失敗しないための準備とアイデアがきっと見つかります。
それでは早速、具体的なサインデザインのコツを見ていきましょう。
結婚証明書サインをおしゃれにデザインするコツ
結婚証明書のサインをデザインするとき、単に名前を書くだけでなく、どう書くかを工夫することで、証明書全体の印象が格段にアップします。
以下では専門家の視点から、おしゃれで失敗しない署名デザインのポイントを解説します。
読みやすさとデザイン性のバランスを取る
まず何より大切なのは、読みやすさとデザイン性を両立させることです。
結婚証明書に残すサインはゲストや家族にも披露されるものなので、凝りすぎて誰の名前か判別できない…という事態は避けたほうが無難かもしれません。
例えば、文字を崩しすぎず適度に整える、画数の多い漢字なら一部を簡略化するなどの工夫で、読みやすさをキープしつつおしゃれな雰囲気を演出できます。
また、サインペンやマーカーの選び方も重要です。
極端に太すぎるペンだと細かなデザインが潰れてしまいますし、細すぎると遠目には読みにくくなります。
適度な太さのペンを選び、ゆっくり丁寧に書くことで、落ち着いた美しいサインに仕上げましょう。
焦らず一画一画を書く心構えが、バランスの良いサインデザインへの第一歩です。
漢字・アルファベット・カタカナ、文字別の特徴を活かす
サインに用いる文字の種類によって、与える印象やデザインのしやすさが変わります。
漢字なら筆跡に伝統的で厳かな印象を持たせやすく、漢字二文字の名前であればバランス良く配置しやすいでしょう。

一方、アルファベット(ローマ字)は曲線や筆記体を取り入れたデザインがしやすく、洋風でモダンな雰囲気になります。

カタカナは線画的でスタイリッシュな印象を与えられ、あえてカタカナで名前を書くと個性的で目を引くサインにすることも可能です。

どの文字を選ぶかはお二人の好みや結婚式のテーマにもよりますが、事前に「漢字で書くかローマ字で書くか」を決めておくことが大切です。
当日になって夫婦で字体が異なっていたり(それでも問題はありませんが)、後日、やっぱりアルファベットにすればよかった…、と悩んで慌てるケースも少なくありません。
一度イメージを固めたら、その文字で納得いくサインデザインを作り上げましょう。
名前のみ・苗字込み・イニシャル?サインの書き方の選び方
結婚証明書に記入するサインは、書く内容(どこまで名前を入れるか)も自由です。
下の名前のみを書くとシンプルで可愛らしい印象になり、特に新婦側が結婚後苗字が変わる場合でも名前なら変更がなく記念として残しやすいメリットがあります。
苗字+名前(フルネーム)で書けばフォーマル感が出て「正式な署名」らしさが増しますが、文字数が増える分だけデザインには工夫が必要です。
イニシャル(頭文字)だけのサインは、非常にミニマルで洗練された雰囲気になりますが、誰のサインか一目で判別しづらいデメリットもあります。

おすすめは、下の名前だけをアルファベット筆記体で大きく書き、苗字は小さく添えるなどのバランスです。
例えば「Hanako」と大きく書き、その後ろに少し小さめで「Yamada」と続けると、ぱっと見は名前の華やかさが目立ちつつフルネームも残せます。
逆に苗字を目立たせたい場合は漢字で苗字をサインし、名前はイニシャルに留めるという方法もあります。
お二人で話し合い、「記念品としてどう残したいか」「将来見返したときに誰の名前かわかるか」を考慮して決めると良いでしょう。
新郎新婦のペアサインのバランス
結婚証明書には新郎新婦それぞれがサインしますが、せっかくなら2人の署名デザインに統一感やバランスを持たせたいものです。
もちろんサインは個人のものなので必ずしも同じテイストに揃える必要はありません。
しかし、例えば結婚証明書サインを並べて記載する場合、極端に片方だけ装飾が多い・片方はシンプルすぎるという差があるとアンバランスに感じられることもあります。
ペアサインのバランスを取るコツは、お互いのサインのテイストを事前にすり合わせておくことです。
例えば両方とも筆記体ベースにする、または和風テイストで漢字署名に統一するなど、方向性を揃えておくと統一感が生まれます。
字体そのものは別々でも、サインのサイズ感や配置を互いに合わせるだけでもバランス良く見せることができますので、下書き段階で二人分のサインを横に並べてみて、全体の調和が取れているか確認してみましょう。
また、どちらかのサインだけ極端に長い場合は、もう片方の署名欄に合わせて少しコンパクトにまとめる工夫も必要です。
たとえば新郎の名前がアルファベットで文字数が多い場合、イニシャルを活用して短めのサインにするといった調整で、お互いの署名欄内に収まるバランスを意識します。

二人で協力して「ふたりのサインが並んだとき美しく見えるか?」をチェックし合うと安心ですね。
なお、ご署名ネットでは2点同時にサイン作成をお申し込みいただくと割引になります。
デザインのテイストを合わせてペアサインとして作成することも可能ですので、ぜひお申し込みください。
サインの大きさ・長さを整える
署名デザインでは、文字の大きさや全体の長さも見栄えを左右する重要なポイントです。
結婚証明書のサイン欄に対して小さすぎる字で書いてしまうと存在感が薄くなり、大きすぎると他の要素(例えば日付や立会人署名)とのバランスが崩れてしまいます。
長さについても同様で、極端に長い署名は収まりきらず窮屈な印象になりがちです。
名前が長い場合は思い切って省略形を使ったり、文字間隔(カーニング)を狭めにデザインすることで調整できます。
逆に名前が短い場合はゆったりとした筆跡で横に広げ気味に書く、イニシャルを大きく装飾してスペースを埋めるなどして、サイン欄に対してちょうど良いボリューム感に仕上げると見栄えが良くなります。
なお、本番でいきなり書くのは緊張しますので、必ず同じサイズの紙で事前練習をしておきましょう。
派手すぎずおしゃれなデザインにするコツ
結婚式という特別な場では、ついサインも凝ったデザインにしたくなりますが、やりすぎは禁物です。
派手すぎず上品に仕上げるには引き算の発想も大切で、ハートや星の飾りをたくさん付けたり、過度な装飾文字を取り入れすぎると、かえって子どもっぽい印象になったり署名の厳かさが損なわれてしまいます。
おしゃれなサインに仕上げるコツは、アクセントは1つか2つに絞ることです。
例えば、アルファベットの筆記体で最後の文字だけ少し大きくループを描いてみる、漢字の署名で止め跳ねを少し強調してみる、といったように全体の中でポイントを作ります。
他の部分はあえてシンプルに書くことで、そのさりげない装飾が引き立ち、洗練された印象になります。
▶おしゃれで個性的なサインの作り方を、サインデザインのプロが教えます
流行の筆記体・ミニマル・モダンデザインをチェック
近年のウェディングシーンでは、筆記体のサインが根強い人気です。
英語の筆記体で流れるように書いたサインはエレガントで、おしゃれな結婚式にぴったりです。
▶プロが教える英語サインの作り方:筆記体を含む様々なテクニック紹介
また、装飾を極力省いたミニマルデザインのサインも「洗練されていて格好いい」と支持されていたり、アルファベットをスタイリッシュに崩さず書くだけでも十分モダンな印象になります。
飽きのこない普遍的なサインデザインを選ぶ
結婚証明書はずっと手元に残るものですから、年月が経っても色褪せない普遍的なデザインにしておくのも重要です。
流行のデザインはたしかにおしゃれですが、10年後20年後に見返したときに「時代を感じるな…」と思ってしまう可能性もあります。
飽きのこないサインにするには、シンプルさと自分らしさのバランスを意識しましょう。
奇をてらった装飾よりも、基本的な筆記体や丁寧に書いた漢字などベーシックなスタイルに、自分のクセ字や好みのアレンジを少し加えるくらいがちょうど良いです。
▶漢字サインの作り方:プロが明かす、芸術的スタイルと独自性を際立たせるデザインの極意
実際、海外では自分のサインをブランドのロゴにしてしまう人もいるほど(例えばウォルト・ディズニー氏の署名がそのままディズニー社のロゴになっているのは有名ですね)。
それくらい自分らしさが表れたサインは価値があるということです。
ご参考までに、手書きサイン風のロゴに関する情報はこちらにまとめていますので、何か参考になるかもしれません。
肩ひじ張らず、自分たちが見て「これが一番しっくりくるね」と思えるデザインを選ぶのがベストです。
流行に左右されないシンプルで品のあるサインなら、どんな結婚式のテーマにもマッチしますし、これから先ずっと誇れるサインになるでしょう。
結婚証明書サインに関するよくある質問(FAQ)
ここからは、結婚証明書サインについてプレ花嫁・花婿から寄せられることの多い疑問とその回答をQ&A形式で紹介します。
不安を解消して当日に臨めるよう、事前にチェックしておきましょう。
Q1. 結婚証明書のサインはフルネームで書くべき?下の名前だけでも良い?
A. 基本的にはどちらでも問題ありません。結婚証明書は法律文書ではなくセレモニー用の記念証書なので、フルネームでもファーストネームだけでも自由に決めてOKです。下の名前だけを書くカップルも多く、特に人前式ではお互いファーストネームで呼び合う演出の流れからそのまま名前のみ署名するケースもあります。一方で格式を重んじたい場合や、後々見返して誰のサインか明確にしたい場合は苗字+名前のフルネームで書くと良いでしょう。
いずれにせよ、お二人で事前に話し合って統一してください。当日になって新郎はフルネーム、新婦は下の名前だけ…ではちぐはぐになってしまいます。結婚式のテーマや証明書のデザインに合わせて、「カジュアルに名前だけ」「フォーマルにフルネーム」といった具合に決めておくと安心です。
Q2. 筆記体のサインを書きたいけど、綺麗に書くコツや練習方法は?
A. 筆記体のサインは慣れないと難しいですが、練習次第で必ず上達します。まずはアルファベットの文字一つ一つの筆記体を書けるようにしましょう。お手本となるフォント見本やウェブ上の「サイン練習シート」を印刷し、なぞり書きから始めるのがおすすめです。アルファベット26文字それぞれの繋げ方を覚えたら、自分の名前を何度も書いてみます。
ポイントは、毎日少しずつでもペンを持って書くこと。最初は思うように線を引けなくても、続けるうちに滑らかな筆記体が書けるようになります。鏡に映してバランスを見る、動画を撮って手の動きを確認するなど工夫しながら練習しましょう。どうしても不安な場合はご署名ネットでサイン作成を請け負いますので、それを見ながら練習するという方法もあります(▶ご注文はこちら)。
Q3. 普段カードや書類で使っているサインをそのまま使ってもいいでしょうか?
A. すでに自分のサインがあれば、それをそのまま使ってももちろん問題ありませんが、結婚証明書の雰囲気に合わせて専用のサインを作るのもおすすめです。ビジネス感が出すぎて普段のサインは使いたくないなど理由は様々ですが、長く形に残るものなので、形にこだわってみてもいいですね。
Q4. 新郎新婦でサインのデザインを統一した方が良いでしょうか?
A. 統一しなければならないことはありませんが、テイストを揃えると証明書全体の調和が取れて綺麗に見えます。例えば新郎はシンプルにローマ字、新婦は凝った漢字サイン…というように大きく雰囲気が異なると、せっかく並んだサインに一体感がなくなってしまいます。可能であれば事前に二人でサインデザインを見せ合い、「どちらも筆記体ベースにしよう」「○○風の書体で統一しよう」と方向性を決めておくと良いでしょう。
ただしお互いの名前の長さや書きやすさも違うので、全く同じデザインにする必要はありません。あくまでバランスを意識しつつ、それぞれが書きやすいスタイルでサインするのが一番です。「統一しなきゃ」とプレッシャーに感じる必要はありませんが、二人のサインが調和していればより写真映えもし、ゲストへの印象もアップするでしょう。
Q5. サインを失敗しないための当日の対策は?もし書き間違えたらどうすればいい?
A. 当日失敗しないためには、リハーサルと段取り確認が大切です。まずリハーサルで実際にペンを持つ所作を練習し、手が震えないよう深呼吸して臨みましょう。また、結婚証明書を書く台の高さやペンのインク残量なども事前にチェックしておくと安心です。
万一書き間違えてしまっても慌てないでください。結婚式場によっては予備の結婚証明書を用意してくれている場合もあります。すぐにやり直しが難しい場合でも、後日改めて綺麗に書き直したものを記念に保管するカップルもいます。当日は雰囲気を大切にし、多少の書き損じはご愛嬌という気持ちで臨みましょう。大事なのは心を込めてサインすることです。
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「自分たちだけではなかなか納得のいくサインデザインが思い浮かばない…」
「練習したけどうまく書けるか不安」
という方は、プロに頼るのも一つの手です。
実際にご署名ネットでは、ディズニーのサイニングセレモニー(署名式)を執り行った御夫婦のサインも作成しております。
お二人の雰囲気やご希望に沿ったサインをデザインいたしますので、世界で自分たちだけのおしゃれなサインが欲しい方には最適です。
特別な結婚証明書にふさわしいおしゃれな結婚証明書サインを手に入れて、最高の結婚式を迎えましょう。
お二人の門出を彩るその一筆が、ずっと色あせない宝物になりますように!