CIMS Music Entertainment所属、現役保育士として働きながら福岡・北九州を拠点に音楽活動を続けるシンガーソングライター、朝倉まゆ様のサインをご署名ネットで作成しました。
作成の過程
今回のサイン作成では、朝倉様ご本人の雰囲気や活動スタイルが、そのままデザインの方向性に強く表れていきました。
最初の段階では、文字をベースにしながらサインらしい流れを意識した案のご提案でしたが、朝倉様からは「全体を丸でまとめたり、包み込むようなイメージがしっくりくる」というご感想をいただきました。

この「包む・囲う」というキーワードは、まさに朝倉様の音楽が持つ「聴く人の日常にそっと寄り添う」という姿勢と重なる部分でもあり、デザインの大きな軸になると感じました。
さらに、顔のイラストを添えられないかというご希望もいただきました。
サインにイラストを入れることで、単なる署名ではなく、その人らしさを強く印象付けることができます。
一方で、書きやすさやサインとしてのまとまりとのバランスも必要になるため、ここは試行錯誤を重ねたポイントでもあります。

丸で包む構図をベースに、イラストを取り入れ、シンプルから一歩離れたサイン感のある複雑さを加えた案をご提案したところ、「6のバランスが理想に近い」とのお言葉をいただきました。ここからデザインは一気に完成形へと近づいていきます。
続いて調整に入ったのが、「倉」と「ま」の文字です。
画数が多く、形としても重たくなりやすい部分を、ぱっと見たときに読めなくてもよいので、書きやすく、流れに馴染む形へと再構成していきました。
さらに、「朝」と「ま」に入る横線についても、全体の丸みある雰囲気に合うように、わずかなニュアンスの調整を加えています。このほんの少しの違いが、全体の柔らかさや印象を大きく左右します。

最終段階では、「ゆ」のバリエーションをご提案しました。
イラストがあることで形が制限される可能性もあるため、イラストなしの案も含めてご覧いただき、完成となりました。
こうして出来上がったサインは、丸みのある優しい流れと、顔のイラストによる親しみやすさ、そしてサインらしい躍動感が一緒になった、朝倉様らしさが詰まった素敵なデザインに仕上がりました。

意識したこと・試行錯誤したポイント
今回のサイン作成では、朝倉様らしさをどう形にするかを強く意識しました。
当初は文字の流れや勢いを軸に構成していましたが、包み込むような丸のイメージというご感想をいただいたことで、設計の視点が大きく変わりました。
文字のデザインから、人柄や音楽性をどう表現するかへと軸が移っていきます。
特に難しかったのは、イラストを取り入れながらもサインとして成立させるバランスです。
可愛さだけではなく、書きやすさやまとまりも同時に考え、線の流れや配置を何度も組み直しました。
また、「倉」や「ま」といった画数の多い文字を、可読性よりも流れと書きやすさを優先して再構成していく工程も印象に残っています。
ご本人からいただいた細かな違和感の共有も、デザインを洗練させる大きな助けになりました。
サインはデザイナーだけで完成するものではなく、ご本人との対話の中で磨かれていくもの。今回の制作は、それを改めて実感する時間になりました。
朝倉まゆ様について

朝倉まゆ様
CIMS Music Entertainment所属、現役保育士のシンガーソングライター。2017年より音楽活動を始め、福岡・北九州を拠点にライブ活動をしている。カバー曲をメインに活動するも、社会人をしながら”ステージに立ち続ける理由”を考え始め、結果”自分が生きている証を形に遺したい”という思いに辿り着き、曲作りを始める。
2023年3月29日にDigital Single『ふたりでの。』を配信リリース。2025年12月24日には、オリジナル曲3曲を収録した自身初のCD『はじめての』を発売する。ライブを中心に精力的に活動するとともに、自身が好きな楽曲やリクエスト曲を弾き語ったカバー動画をSNSに投稿する『#金曜日の朝倉さん 』を行っている。
モットーは『無理なく・マイペースに・楽しく生きる』。聴いてくれたあなたの日常にそっと寄り添える存在でありますように。
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