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高まるサインの必要性・重要性。実務、自己表現、ブランディングなど用途は様々

守屋祐輔

守屋祐輔

ご署名ネットの代表兼デザイナー兼サイン専門家。個人・業界人問わず多種多様なサイン作成を請け負い、東京2020メダリストのサインも手掛けた。TV、ラジオ、雑誌など幅広く出演。きめ細やかな対応と素早いレスポンスが可能。

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ハンコ社会と呼ばれる日本ですが、近年サインの必要性・重要性は高まっているといえるでしょう。

もちろんサインが無くても生活に何ら支障はありませんが、それを踏まえた上でサインの必要性をご署名ネットが考えてみたいと思います。

そもそも日本でサインの必要性・重要性が低い理由

サインは外国発祥の文化です。

もともとハンコが最初に登場し、14世紀〜15世紀にかけて欧米で識字率が飛躍的に向上したことに伴ってハンコが廃れ、サインが使われるようになりました。

日本では江戸時代に現代の印鑑登録制度が開始し、家(身分)証明はもとより、契約や日常生活においてハンコは無くてはならない存在となりました。明治時代にハンコ廃止の議論がなされましたが、事務作業の煩雑さを理由にハンコは残り続けて今に至ります。

要するに、今の日本はわざわざサインを書かずともハンコがあれば事足りてしまうわけですね。行政や一般社会において、既存の慣れたシステムを苦労しながら変化させるだけのメリットを見い出すことができず、不便さを感じながらも現状維持しようとする太い流れに乗っかっているといえます。

昨今、生活様式が大きく変化し、ハンコの不便さがクローズアップされる場面が多くなりました。

一部ではハンコ不要にするなどゆるやかな改革は見られますが、ハンコの代わりにサインを!という議論はまだまだこれからの話になりそうです。

サインの必要性・重要性を見逃してはいけない

そんな社会において、ハンコ民族ともいえる日本人がサインを持つ用途や活用方法を見ていきましょう。

契約書

海外企業と取引する場合、サインは必須です。

日本語か英語かどちらで書くかという以前に、サインを持っていないと普段通り自分の名前を書くだけの契約書に仕上がります。

もちろん法的効力は有していますので契約そのものに何ら影響はないものの、社を代表してサインする者としての立場上、適当なサインをすると品格を疑われてしまいます。

パスポート

機会は多くありませんが、パスポートでもサインが必要です。一度書くと長く使い続けることになるため、どうせなら形のいいサインを書きたいものです。

クレジットカード

カード裏面のサインでも活躍します。

最近はサインレスのカードが増えており、非接触決済が増加していることもあり、クレジットカード使用に関係するサインの登場頻度は下がっているのが事実です。

いずれカードのサインも完全に無くなることが予想されますが、それはまたしばらく先の話。カードとサインは当分セットで考えておくべきでしょう。

個の時代における自己表現(ブランディング)

上で紹介した実務的な目的よりも、あなた自身の魅力を引き立たせ、効果的にアピールする重要なツールとしてサインは使えます。ブランディングともいいますね。

今の時代は個人にフォーカスを置くことが増えました。大企業に属して企業の看板を使う人よりも、あなた自身はどうなりたいのか、何ができるのか、どう貢献していくかなど個に価値が見いだされるようになりつつあります。

サインを使ったブランディングは様々な場面で効果的です。具体的には次のようなものがあります。

  • 創作物、作品にサインを入れる
  • プロフィール写真と一緒に掲載する
  • ホームページに掲載する
  • 名刺にサインを入れる
  • メールの末尾署名にサインを入れる
  • 請求書、領収書にサインを入れる
  • 手帳やノートにサインを入れる

形だけ良く見せても中身が伴わなければ意味がないという意見もありますが、形が整うからこそ中身が良くなることもあります。

ちゃんとしたサインを持つことで人から見られる意識が高まり、それがいい作用となってプラスの効果をもたらすこともありますね。

また、ブランディングを考えた際、いざサインを求められた時にサインを持ってない、または周りからの評価を低下させる低品質なサインである事は大きな損失になる恐れがあります。

特に自分で適当に考えたサインを使っていると後者のケースに繋がることが多いです。

サインは線の使い方やバランス1つで見た目の印象が大きく変わります。どのような自分をアピールしたいのか、どういう印象を与えたいのかに合わせたデザインを作ることで、効果的な自己表現に繋げることができるのです。

国際感覚の高い人物として持っておく

世界は圧倒的にサイン社会で、ハンコを日常的に使う国は今や日本のみといっても過言ではありません(台湾の一部でハンコが使われているようです)。

サインは持っていて当然という国際感覚に合わせ、日本人でもマイサインを持っておくのは何ら損ではありません。サインが無いばかりに恥をかいたり常識を疑われてしまうケースもあるのです。

カッコつけたい時に使う

サインを求められるシーンをあらかじめ予想しておき、ここぞとばかりにサインをサラサラと書くことができれば、出来る人をアピールするチャンスです。

一言で言えば『カッコつけたい場面』で慣れた風にサインを書けばいいのです。

本来サインは身分証明のために使われるものではありますが、こういう変わった見方をしても面白いですね。

一目置かれる存在になりたければサインを持つべし

周りから一目置かれる存在になりたければマイサインは非常に効果的な存在です。

日本人の目には、サラサラとサインを書く姿は非常にエレガントに映ります。今すぐサインが必要ではないにしても、求められた時にいかにも慣れた様子でサインを書けば、周りの見る目が変わることでしょう。

まだサイン文化が浸透していない日本でサインを持つことに意味があります。圧倒的少数なうちからサインを使いこなすことで先行者優位の恩恵を強く受けることができるのです。

もちろんこれはサイン本来の用途とは異なりますが、少し変わった観点でサインを見るのもおすすめです。

機会損失は見逃すことができない

サインを持っていなかったために逃してしまうチャンスは決して小さくないでしょう。

  • 落書きのようなサインをしてしまい、場にそぐわず、自身の内面を疑われてしまった
  • ファンにサインを求められたが、楷書体でしか名前を書くことができなかった
  • かっこつけてサインを書きたかったが、慣れておらず下手な字になってしまった

これらはいずれもマイサインを持ち、日頃から練習しておくことで未然に防止できることばかりですね。

評価を上げるせっかくの機会を逃してしまうだけでなく、逆に低下させてしまう恐れも考えられます。

サインを持っていてよかった、サインが無くて困った、というシーンはご署名ネットでもお客様からとりわけ多く寄せられるコメントです。いざという時のためにサインを持っておく必要性・重要性は大いに考えられるでしょう。

日本独自のサインの在り方を考える

サインの従来の常識を打ち破り、サインはこうあるべき、こう使われるべきという議論から少し離れてみるのもおもしろいかもしれません。

例えば、サインを家のカギ代わりに使ったり、サインをモチーフにした正義のヒーローが登場したり、書いたサインのデザイン性の高さに応じてキャラクターが誕生して戦わせたり(技術面で実現可能かどうかは置いておいて)。

日本は海外の文化を自分たちの都合のいいように取り入れて日本文化とミックスさせることが非常に得意です(クリスマス、ハロウィンなど)。そういう意味で日本的なサインの在り方を模索するのも非常にワクワクしますね。

サインとハンコが共存する社会へ

ここで紹介したように、日本での実生活においてサインが無くて困る場面はほとんどありません。

ハンコ文化が変わりつつあるとはいえ、サイン必須の社会に変革するのはまだまだ相当時間がかかるでしょうし、ハンコが完全に無くなることは考えにくいのです。

であるならば、身分証明にしても契約にしても、サインとハンコが共存する社会を目指すのも日本的なゴールといえるかもしれません。

国際社会に合わせてサインとハンコどちらでも使える柔軟性を持ち、柔軟性の高いサインを使う人もいれば慣れたハンコを使う人も共存する多様性のある社会もいいものです。

守屋祐輔

守屋祐輔

ご署名ネットの代表兼デザイナー兼サイン専門家。個人・業界人問わず多種多様なサイン作成を請け負い、東京2020メダリストのサインも手掛けた。TV、ラジオ、雑誌など幅広く出演。きめ細やかな対応と素早いレスポンスが可能。

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